コンクリート穿孔作業


この鉄筋コンクリート用穿孔装置は、当社が開発した大口径ダイヤモンド穿孔機マックスビットマシンシリーズの最新鋭機です。回転と穿孔送りを一体化し、マシン本体のストロークを最小限におさえ、大きな仕事を短時間で行える特長を持っています。

マシンの特長
1. 機械本体はコンパクトで軽量(2ton.)
2. 油圧送りシリンダーはわずか600mmのストロークであるが、これを数回繰り返すことで任意の送り長さが得られる。
   (3m送りでは5回繰り返す)
3. ホールソービットパイプは7メートルもの長尺にもかかわらずこれをワンタッチでチャッキングし回転駆動と穿孔送りが可能。
4. チャッキングタイムは、アンロック10秒、シリンダーの後退30秒、ロック10秒程度で、トータル1分以内。
5. ホールソービットパイプの長さが2メートル以上の長尺パイプに対応し10メートル以上の穿孔長さも可能
6. ビット刃先部から注水できるので横穿孔でもスムーズな穿孔が可能
7. 600φホールソーパイプの先端に600φ以上の径のホールソーパイプとビットをつないで、大口径の穿孔が可能である。
穿孔時の特性
1. 水量が少ない穿孔が可能 。
2. ダイヤビット先端部から冷却水が出るので切れ味良く穿孔でき、しかもダイヤビットの消耗が少なく経済性にすぐれている。
3. 騒音や振動が少ない。
4. ホールソービットの回転数(100rpm以下)が少ないので、安全性が高い。
5. コンクリート構造物の解体において、破壊型ではないので、省エネルギーでかつ環境にやさしい工法である。
応用分野
1. 市街地密集地域のビルの解体撤去
2. 大型ビルの基礎コンクリートの穿孔
3. コンクリート河川の河底穿孔(水中穿孔可能)
4. シールドマシン発進基地の連続壁の開口
5. 原子力発電所のコンクリート構造物の解体撤去
6. 水力発電用ダムの壁穴穿孔

  
写真(1)左 大口径・長尺ダイヤモンドホールソーマシンの全景 600Φ×7000L(マックスビットマシン)
写真(2)右 コンクリートブロックの深さ3000mm(貫通直前)を穿孔中のマックスビット及びマシン

  
写真(3)左 コンクリートブロックを穿孔して貫通したホールソービットとコア
写真(4)右 コンクリートブロックを穿孔後、引き抜かれたコンクリートコア(1.6m×2本)

 


※音声が含まれていますので音量にご注意下さい

 
穿孔事例
外径600φで長さ5メートルを横送り穿孔
1. 回転数100rpm(周速188m/分)
2. 総穿孔時間 4時間58分(平均穿孔送り16.6mm/分で最大送り30.9mm/分)
3. コア外径:557.2φ〜558.6φ、コアそり:3mm/5m
4. ビット磨耗最大1.5mm(穿孔可能推定長さは約26.6メートル)